うぃず調理実習打合せ&性教育?

日時 : 平成13年2月10日

 ワイワイと、いつものように”うぃず”のメンバーが集まってくる。今日はちょっと狭いぞ!茶室だもの。それに、何時もとちょっと変わったメンバーになっている。「調理教室」を担当していただく高校教諭の先生と、その旦那さん、そして先生の教え子の男子高校生も加わっている。十数名も入ると茶室は満杯だった。
 最初に、どんな子ども達(青年達)か解らないということで、自己紹介を兼ねた子供紹介から始まった。皆さん家庭ではちゃんと子供に料理とかさせていて、巧い下手は有るようですがLD児の子育には大変丁寧に取り組んでおられます。
 調理実習のメニューの話になると、意見は色々、思いも色々でしたが意外に話はまとまって「美味しいもの、達成感のあるもの、満足出来るもの、次回に繋がるもの等々」と言うことで”ネギパイ・トマトスープ・デザート”と、決まる。味については自己決定の重要な事なので、アバウトに教えて自分の好みの味に持って行くことに。ただ、それでは満足出来ないお母さん方は更にシフォンケーキを作ろう、美味しい珈琲の入れ方も教えましょうと話は盛り上る。

 目的の性教育の話しに移ってゆくと=ここからが重要=
 性教育の話の中身が「妊娠したら駄目」では、もし妊娠したら下ろすしかなくなるのでは悲しい。「妊娠したら、そこから始まりも有り、」と考える道も必要では!との先生のお言葉に、ハッ!とする瞬間も。
 ある子は、お母さんに「子供を育てる自信がない。子供が小学校に上がったら学校との対応が出来ないと思うので、子供は作れない」と言っていたそうです。
 またある子は「親亡き後、一人では生きて行けないと思うから、結婚したい」と言う親としては考えてもいなかった事を、子供は将来への不安から考えていたこと等、現実のシビアな面も語られていた。
 子育ては子供と苦しみを共有することにより、親が育ってゆく、それがないと親は育たない。だから今の親は育っていないと言える。今、子供と一緒に苦しんで親自身が育ってゆかなければならない。と先生はまとめられていました。
 「調理教室」も大変楽しみですが、春以降に行われる「性教育」講座は、もっと楽しみなところとなってきました。
 寒さも今週が最後かな?メタリックな背景に白いものが混じったりして、オー!寒い。
                               吉田(和)
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